ちょっと怖いおはなし。シュシュラパがここ3年ぐらい悩まされているストレンジネイバー。そうお二階さんとお隣さん。そして音に対して神経質な彼は椅子が二階からキーとなるとストレスモードに入ることがあります。前のお二階さんは障害をもった家族でした。お二階さんはアパートのルールを守れないので、夜でも子供が大きな声で騒いだり、音楽が大きいなどの問題がありました。シュシュラパはそのお二階さんに10時以降は大きな音や椅子をキーキーさせないように、と何度も忠告したのですが、彼らにはそれが分かりません。そうなると、彼ははお二階さんにすごい剣幕でお説教しにいくことがときどきあったので、そんな彼をなだめて何とか落ち着かせていました。というより、落ち着かせないと10時以降にお二階さんに遊びにきていたティーンネイジャーの男の子がアパートから出ていくときにシュシュラパは爆走して、その彼を追っかけお説教するので(笑)、二人が喧嘩にならないか心配していました。そんなにおこらなくても、というのが私の本心でしたが、その音を聞くとすごスいトレスを感じるのだそうです。シュシュラパが何度注意しても彼らは夜静かにならないので、お二階の大家さんに連絡を取って話をつけたほうが良いと提案しました。
そして、お二階さんの弁護士も動いてくれ、その家族は引っ越しすることに。ところが、次のお二階さんも偶然?か障害のある方だったので、彼はあまりアパートのルールが分かりませんでした。シュシュラパはその彼も音がするので嫌っていましたが、彼は前の家族ほどうるさくはありませんでした。
そしておとなりに引っ越してきた女60歳ぐらいの女性がまた変わった感じの人でした。最初はシュシュラパを頼って、二人は仲よさそうにみえたのですが、どうやらその女性は少し精神疾患があるようで、シュシュラパが彼女の音楽の音量を注意すると、彼女は怒って泣いてしまいました。そんな怒ったおばさんに腹を立てたシュシュラパは彼女の部屋をノックし二人は言いあいになりました。
その次の日です。
お隣のおばさんが、あなたはわたしを狂わせたといい、フランス語で恐ろしい言葉をつづった手紙を彼のポストにいれるようになりました。
そして、ある日、血がついた紙切れが数枚入っていたのです。
私は震えました。そして、夜になると、わたしたちのドアを傷つける何かの音が聞こえました。
しばらくしてドアをあけてみると、フランス語で彼をのろうような言葉が落書きされていました。
私はシュシュラパが怒るものだとばかり思っていたのですが、逆にシュシュラパは彼女を心配し、彼女のドアをノックし、大丈夫?一体何があったんだいと話しあいに行きました。わたしならノックできないですが。。
私はその女性と一切関わっていなかったのでわからなかったのですが、その女性はうつ状態を抱えていたそうです。
その後しばらく彼女から何も起きずに彼女が静かになっていたのでほっとしていたら、お二階さんが、わたしたちのドアをノックしてきてこう言いました。
彼女は自殺未遂をして病院に運ばれたからいないんだよ。。と。だから静かなんだよ。と。
ぞっとしてしまいました。
こんなお隣さん体験は初めてでした。