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【ベルギーが発祥だったフライトポテトの歴史】Une histoire de frites


今日は私たちにしては珍しくFritz(フリッツ)を食べました。たまーにフリッツが食べたくなる時あるんです。ですが、食べてるときは美味しかったものの体って正直、食べたあと体が重くなり、あぁ、もう三か月はフリッツはいらないね...となりました。ちなみにフリッツ、とはアメリカ英語でいうフレンチフライです。イギリス、オーストラリア英語ならチップス。日本語ならフライドポテト。

フレンチフライはアメリカ発祥というイメージがありますが、フランスでもアメリカでもありません、実はベルギーなのです!そうです、フリッツ=フレンチフライはベルギー発祥なんです!(二回言ってしまいました。)

ではなぜ、フレンチフライと呼ばれるのでしょう?

Pourquoi appelle-t-on les frites "French fries" en anglais alors qu'elles sont d'origine belge ?

いろんな説がありますが、その中でも二つの面白い説を紹介します。まずはアイルランドのお話から。古いアイルランド語で、FRENCHは"cut into pieces"という意味でフレンチという言葉の意味は、断片にきる、という意味(ポテトを断片に切る)という意味で使われ、フランスとは何も関係なかった。そして、アイルランド大飢饉のあと、アメリカやカナダに移住したアイルランド人がフレンチフライという古いアイルランド語を使って断片に切られたポテトの料理のことを広めたので、フレンチフライと呼ばれるがフランスとは関係なし。

ストーリー2:第一次世界大戦にアメリカン兵がフリッツを食べたときに、フランス語を話してフリッツを作っていたベルギー人をフランス人と勘違いして、この美味しいジャガイモの棒は、フランスの人が作ったんだよ、とアメリカに帰って広めたとか。

レジェンドはいろいろですが、ベルギーでは現在もフリッツは主食として食されています。

ムール貝にフリッツ、お肉料理にパンの代わりにフリッツ。アメリカや日本のようにジャンクフードとしてそこまで捉えられていません。

というのは自家製フリットなら、ノーマルか、ビオの(オーガニック)のじゃがいもから自分で切っていて、自分でフリッツ揚げ機でいいオイルで揚げるからです。ほとんどのベルギーのおうちには”フリッツ揚げ機”があって、二回揚げるのが、普通です。175度ぐらいの温度で、1回目は2分揚げて、2回目は2分から3分ぐらい揚げて出来上がり! 日本でいうなら揚げ物です。たしかに揚げ物は健康的ではないですが、唐揚げや、てんぷらはいわゆるジャンクフードという感じはありませんね、ベルギーでも自家製フリットは同じです。ただし家で作った場合ななので、外でフリッツを食べた場合はあくまでも冷凍フリッツでどんなポテト(遺伝子組み換えとか。)、しかもどんなオイルで揚げているかわからないので、外で食べるフリッツはジャンクな感じはします。

とういうわけで私が彼におススメしたネトルティーが、ここ2年私たちの定番のハーブティーになり、今晩はそのネトルティーを二人で大量に飲んでいます。血液浄化!

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